経済産業省のAIエージェントの安全な利活用に関するサブWG(第2回)、基本的なリスク7つと典型的な使い方5つの案を示す
経済産業省の産業サイバーセキュリティ研究会のワーキンググループ1のもとに置かれた「事業者におけるAIエージェントの安全な利活用に関するサブワーキンググループ」は、2026年10月26日に第2回の会合をオンラインで開きました。事務局の資料によると、検討している文書は、AIエージェントを使う企業・組織がリスクを把握し、必要なガバナンスとセキュリティ対策を選べるよう支援するもので、中小企業を含め企業の規模を問わず、主にセキュリティ・リスクの担当者を読み手に想定しています。規制のための文書ではなく、技術の進展に合わせて更新していく形が考えられています。
第2回の会合で示された案
- 文書のねらいAIエージェントを使う企業・組織が、リスクを把握し、必要なガバナンスとセキュリティ対策を選べるよう支援する
- 典型的な使い方5つ社内情報の検索・要約/社内ITヘルプデスク/経理・支払処理/PCや複数のアプリを横断する業務の代行/市民開発による出張申請の支援
- 基本的なリスク7つ意図と異なる処理のくり返しによる被害の拡大、委任の範囲を超えた操作、処理の追跡の難しさ、確認・承認の形骸化など
- 対策例の段階。詳しくは12月2日に予定されている第3回で検討
2026年10月26日の会合の事務局の資料にもとづく整理です。いずれも案の段階で、今後の検討で変わる可能性があります。
今回は、文書の骨子案(2案)、日本企業で典型的と想定される5つの使い方(社内情報の検索・要約、社内ITヘルプデスク、経理・支払処理、PCや複数のアプリを横断する業務の代行、市民開発による出張申請の支援)、基本的なリスク7つの案が示されました。リスクには、意図と異なる処理のくり返しによる被害の拡大、委任の範囲を超えた操作、処理の追跡の難しさ、確認・承認の形骸化などが挙げられています。対策は例の段階で、詳しくは12月2日に予定されている第3回で検討するとしています。
企業にとっての意味
AIエージェントを試している、または導入を考えている会社は、いま使っているエージェントの一覧と、それぞれに与えている権限・承認の手順を整理しておくと、今後まとまる文書と照らし合わせやすくなります。
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出典
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