ひな形Excel更新 2026-10-25

入力してはいけない情報の一覧

このひな形でできること

生成AIに入力する情報を3つの区分で一覧にし、例・判断の目安・理由をそろえて、現場で迷わず判断できるようにします。

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自社の規程・契約・関係する法令に合わせて直してお使いください(サイトの利用について)。

ガイド「生成AIの利用ルールの作り方(ひな形つき)」の④「入力してはいけない情報」で紹介している3段階の考え方を、表の形にしたExcelのファイルです。利用ルールの別紙1(入力情報の区分一覧)としてそのまま使えます。社内の資料をAIで探せるようにする仕組み(RAG)に、どの資料を対象にするかを決めるときの手がかりにもなります。

使い方

① 区分の意味をそろえます。 「使い方」のシートで、3つの区分の意味を確かめます。

  • 入力してよい: 会社が承認したツールであれば、条件なしで入力してよい情報
  • 条件付き: 決めた条件(承認済みツールに限る、加工してから、担当部署の確認を得てから など)を満たせば入力してよい情報
  • 入力しない: どのツールにも入力しない情報

② 社内の情報の種類を書き出します。 「一覧」のシートに、部署ごとに扱っている情報の種類を足していきます。最初から細かくせず、10〜20行程度で始めると進めやすくなります。

③ 区分・例・判断の目安・理由を書きます。 区分は入力規則の一覧から選びます。「判断の目安」には、現場の人がその場で確かめられる問い(例:個人の名前が含まれていないか)を書きます。「理由」には、法令・契約・社内規程のどれに関わるかを書いておくと、見直しのときに役立ちます。

④ 関係する規程・契約を照らし合わせます。 個人情報保護の規程、秘密情報の管理規程、取引先との秘密保持契約と食い違いがないかを確かめます。

⑤ 周知して、質問を一覧に足します。 利用ルールと一緒に社内に示し、寄せられた質問や迷った例を行として足していきます。

⑥ 見直します。 承認済みツールの設定や規約が変わったとき、新しい業務で使い始めるときなどに、区分を見直します。

中身(見出し)

シート内容
使い方3つの区分の意味、記入のしかた、色の凡例、見直しの目安
一覧番号、情報の種類、区分(入力規則で選択)、例、判断の目安、理由・関係する規程、条件付きの場合の条件、担当部署、最終見直し日

一覧のシートには、区分ごとの書き方の例として、次のような行を入れています(自社に合わせて直してお使いください)。

  • 入力してよい: 公開済みの自社の案内文、一般的な文章の言い回しの相談、個人や取引先を含まない社内の手順の整理
  • 条件付き: 社内会議のメモ(参加者の名前などを除き、承認済みツールで扱う)、社内規程や業務マニュアル(承認済みツールに限る)、個人が特定できないように加工した集計
  • 入力しない: お客様・取引先の個人情報、秘密保持契約で預かった他社の情報、未公表の決算・M&A・人事・価格の情報、パスワードやアクセスキーなどの認証情報

記入例

架空の会社「株式会社〇〇」の営業部が、1行を書き足す場合の例です。

項目記入例
情報の種類見積書の下書き
区分条件付き
例過去の見積書をもとにした、新しい見積もりの文章の下書き
判断の目安お客様名・担当者名・未公表の価格を除いているか。承認済みツールか
理由・関係する規程価格は営業上の秘密情報にあたるため(秘密情報管理規程)
条件会社名と個人名を「A社」「担当者」に置き換え、承認済みツールで扱う
担当部署営業部・管理部

使うときの注意

  • 自社の規程・契約に合わせて直してください。 一覧の例は一般的なものです。自社の秘密情報の分類や、取引先との秘密保持契約の内容によって、区分が変わることがあります。
  • 法令に関わる判断は専門家に確かめてください。 個人情報保護委員会は、個人情報を含む指示文を生成AIサービスに入力する場合、利用目的の範囲内かを確かめることなどを注意喚起しています。個人情報や業界ごとの規制に関わる判断は、弁護士などの専門家に確かめていただくと安心です。
  • ツールの設定によって区分が変わります。 入力内容が学習に使われない設定か、保存の期間はどのくらいか、管理者が利用状況を確かめられるかによって、「条件付き」にできる範囲が変わります。承認済みツールの一覧(利用ルールの別紙2)と合わせて見直してください。
  • 社内の資料をAIで探せるようにする場合は、権限も確かめてください。 元の資料の閲覧権限が答えにも引き継がれるかを確かめ、機密性の高い資料は最初は対象から外す方法もあります。
  • このひな形は参考のための資料で、法的な助言や、監査・認証に代わるものではありません。

よくあるご質問

Q「条件付き」はどのような場合に使いますか?

A会社が承認したツールに限る、個人が特定できないように加工してから入力する、担当部署の確認を得る、といった条件を満たせば入力してよい情報に使います。条件は「判断の目安」の列に具体的に書いておくと、人による判断の違いが減ります。

Q一覧に載っていない情報を扱うときはどうすればよいですか?

A迷ったときは入力せず、利用ルールで決めた相談窓口に確かめる運用にすると安心です。寄せられた質問は一覧に行として足していくと、一覧が実態に合ったものになっていきます。

このひな形を使うガイド

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