AI研修の計画表
このひな形でできること
全社員・管理職・推進役の3つの層ごとにAI研修を計画し、受講の記録から受講した人数・受講の率・理解の確認の結果を数式で集計できます。
ガイド「生成AIのはじめ方:会社として最初の30日でやること」と「生成AIの利用ルールの作り方(ひな形つき)」で触れている、利用を始める前の説明と定期的な確認を計画するためのExcelのファイルです。「研修の計画」に研修を書き、「受講の記録」に1人1行で記録すると、受講した人数と受講の率が数式で計算されます。
使い方
① 層ごとに、できるようになってほしいことを決めます。 全社員・管理職・推進役のそれぞれに、研修の後にできるようになること(ねらい)を動詞で書きます。
② 研修を計画します。 「研修の計画」に、テーマ・形式・時間(分)・実施の時期・担当(講師)・対象の人数を書きます。
③ 研修を行い、受講を記録します。 「受講の記録」に、研修の番号・氏名・部署・受講日・受講の状況・理解の確認を1人1行で書きます。研修のテーマは研修の番号から数式で表示されます。
④ 受講の状況を確かめます。 「研修の計画」の受講した人数と受講の率、「集計」の層ごとの数字を見て、受講していない人へのフォローを決めます。
⑤ 次の期の計画に生かします。 理解の確認で「もう一度」が多いテーマは、内容や形式を見直します。利用ルールやツールが変わったときも、研修の内容を直します。
計画から見直しまで
- ねらいを決める層ごとに、研修の後にできるようになることを動詞で書きます
- 研修を計画するテーマ・形式・時間・実施の時期・担当・対象の人数を書きます
- 受講を記録する「受講の記録」に1人1行で書きます
- 受講の状況を確かめる受講した人数と受講の率を見て、受講していない人へのフォローを決めます
- 次の期に生かす「もう一度」が多いテーマは、内容や形式を見直します
中身(見出し)
| シート | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | 記入の手順、3つの層とテーマの例、列の意味、色の凡例 |
| 研修の計画 | 番号、対象の層、テーマ、ねらい、形式、時間(分)、実施の時期、担当(講師)、対象の人数、受講した人数(数式)、受講の率(数式)、状況、メモ |
| 受講の記録 | 番号、研修の番号、研修のテーマ(数式)、氏名、部署、受講日、受講の状況、理解の確認、メモ(300行) |
| 集計 | 層ごとの研修の数・時間の合計・対象の人数・受講した人数・受講の率、研修の状況ごとの件数、理解の確認ごとの人数(数式) |
シートのつながり
3つの層のテーマは、次の例を参考にしてください。
- 全社員: 生成AIの基本と得意・不得意、社内の利用ルール、入力してはいけない情報、生成物の確かめ方、問題に気づいたときの報告
- 管理職: 部署の業務へのAIの取り入れ方、部下の利用の見守り方と相談の受け方、効果の見方、リスクの評価
- 推進役: 業務の棚卸しと候補の選び方、指示文(プロンプト)の作り方と共有、PoCの進め方、社内の相談への答え方
記入例
架空の会社「株式会社〇〇」の例です(数字は説明のための例です)。
| 項目 | 全社員の研修 | 推進役の研修 |
|---|---|---|
| テーマ | 生成AIの基本と社内の利用ルール | 業務の棚卸しとPoCの進め方 |
| ねらい | 使ってよい場面と、入力してはいけない情報を説明できる | 担当部署の業務から候補を1件選び、PoC計画書を書ける |
| 形式・時間 | オンライン・60分 | 集合(実習)・180分 |
| 時期・担当 | 2026年11月・総務部(社内) | 2026年12月・推進の事務局 |
| 対象の人数 | 50名 | 8名 |
使うときの注意
- 研修の内容は、自社の利用ルールに合わせてください。 全社員向けの研修では、自社のルールと「入力してはいけない情報の一覧(入力してはいけない情報の一覧)」の区分を使って説明すると、現場の判断がそろいやすくなります。推進役の研修では「業務の棚卸し表(業務の棚卸し表)」や「PoC計画書(PoC計画書)」を教材に使えます。
- 受講の記録は個人情報として扱ってください。 閲覧できる人を決め、社内の規程に沿って保存・削除します。
- スキルの整理には公的な資料も参考にできます。 経済産業省と情報処理推進機構(IPA)の「デジタルスキル標準」などがあります。最新版を確かめてお使いください。
- 受講の率だけで判断しないでください。 理解の確認の結果や、研修の後に実際に使えているかもあわせて見ると、研修の効果がわかりやすくなります。
- このひな形は参考のための資料で、監査・評価・認証に代わるものではありません。
よくあるご質問
Q最初はどの層から研修をすればよいですか?
A利用を始める前に、全社員向けに利用ルールと入力してはいけない情報を伝える研修を行うと、安心して使い始められます。あわせて推進役の研修を早めに行うと、部署ごとの相談に答えられる人が増え、取り組みが広がりやすくなります。
Q受講の記録には何を残せばよいですか?
A誰が、どの研修を、いつ受けたかと、理解の確認の結果が残っていれば、フォローが必要な人や次の研修の内容を決めやすくなります。受講の記録は社員の個人情報を含むため、閲覧できる人を決め、社内の規程に沿って保存してください。