PILLAR 05 / 07
人材
この柱で見ること
経営層から現場まで、AIを使いこなすための理解と学ぶ環境、推進役がそろっているかを見ます。
なぜ大切か
ツールを用意しても、使い方とリスクを理解した人がいなければ活用は広がりません。経営層の理解と、各部署の推進役、学ぶ時間が、全社での定着を支えます。
5つの段階で見ると
| 段階 | 状態 | この柱では |
|---|---|---|
| Lv.1 | 未着手 | AIの研修や学ぶ機会がなく、一部の人の興味に任されている状態です。全社員向けの基本の研修から始めます。 |
| Lv.2 | 試行 | 基本の研修が始まり、一部の部署に詳しい人がいる状態です。各部署の推進役と、出力を確かめる役割を決める段階です。 |
| Lv.3 | 部分活用 | 研修と推進役がそろい、業務の中でAIを使える人が増えている状態です。業務を分解してAIに任せる力を育てる段階です。 |
| Lv.4 | 全社展開 | 専門人材を社内外に確保し、評価や採用にもAI活用を取り入れている状態です。役割や人員の配置を見直す段階です。 |
| Lv.5 | 価値創出 | AIを前提に仕事の分担と人材の育成を設計している状態です。学ぶ環境を保ち続けることが目安になります。 |
段階ごとの次の一歩
Lv.1〜2(未着手・試行)のときの一歩
- 全社員向けに、AIの基本と利用ルールの研修(1時間程度)を行います。
- 経営層・管理職向けに、AIでできることとリスクを確かめる勉強会を開きます。
- 社員がAIを試せる時間と環境(会社のアカウント)を用意します。
Lv.3(部分活用)のときの一歩
- 各部署に、AI活用を進める推進役を1名ずつ決めます。
- AIの出力を確かめる役割と、確かめ方(根拠の確認・数字の照合など)を決めます。
- 推進役が集まり、使い方を教え合う場を月1回設けます。
Lv.4〜5(全社展開・価値創出)のときの一歩
- 業務を手順に分けてAIに任せる部分を考える演習を、推進役から始めます。
- AI活用の取り組みを、人事評価や表彰で認める仕組みをつくります。
- AIの活用に合わせて、仕事の分担や人員の配置を見直します。
診断で確かめること(本格診断の10問)
- 全社員向けに、AIの基本と利用ルールの研修を行っていますか?
- 経営層・管理職が、AIでできることとリスクを理解していますか?
- 各部署に、AI活用を進める担当者がいますか?
- AIの開発や連携ができる人材が、社内または外部に確保されていますか?
- 業務を手順に分けて、AIに任せる部分を考える力が社内にありますか?
- AIの出力を確かめる役割と、その方法が決まっていますか?
- 社員がAIを試し、学べる時間や環境がありますか?
- AI活用の取り組みが、人事評価や表彰で認められていますか?
- 採用で、AIを使いこなす力を考慮していますか?
- AIの活用に合わせて、仕事の分担や人員の配置を見直していますか?
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段階の目安と次の一歩は一般的な参考情報です。会社の状況により、取り組みの順番や内容は変わります。